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消化器センター

消化器センター

センター紹介

消化器センターは消化管と肝臓・胆道・膵臓の病気の診断・治療を行う部門です。場所は内科外来にあります。外来診療は消化器内科医が行いますが、外科の消化器専門医とも密に連携をとり、診断から治療まで一貫した診療を行っています。

診療内容

  • 腹部の様々な症状(腹痛、下痢、便秘、血便など)について精密検査を行います。上部内視鏡検査、大腸内視鏡検査、腹部超音波検査、CT・MRI検査などの適切な検査を実施し、病気の診断、治療を行います。
  • 検診や人間ドックの2次検査も受け付けています。検診や人間ドックで指摘された便潜血陽性、肝機能異常、胃バリウム検査の異常、腹部超音波の異常などについて精密検査を行います。
  • かかりつけ医からの紹介も随時受け付けています。

その他

内視鏡室

内視鏡室では多くの内視鏡検査・治療を行っています。

  1. 内視鏡診断では、画像強調を併用した拡大内視鏡観察(NBI拡大観察)を導入しており、より精度の高い内視鏡診断を提供しています。
  2. 内視鏡治療では、確実かつ安全な内視鏡治療を提供しています。当院では2005年から内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を導入しており、多数の症例を経験してきた内視鏡専門医が治療を行っています。この治療により、従来の方法(内視鏡的粘膜切除術:EMR)では切除が難しかった大きながんも、内視鏡で切除できるようになりました。

精度の高い内視鏡診断・治療はもちろんですが、誰もが楽な検査を受けたいと思っています。

経口での胃カメラが苦手な方には経鼻内視鏡検査も行っていますので、希望される方は申し出てください。

※患者さんの病状によっては精密で詳細な観察が必要な場合がありますので、その際は経口での検査を勧めています。

「大腸カメラは痛いもの」と思っておられる患者さんが良くいらっしゃいますが、腸に負担をかけないような優しい挿入(腸を無理にのばしたりねじったりしない)ができれば、ほとんど痛みはなく検査が可能です。もちろん体型や腹部手術歴、排便習慣など様々な要因で難しいケースがあり、全例そのような挿入法でできるとはお約束できませんが、患者さんの状況に応じて細径スコープや鎮痛剤・鎮静剤の使用も考慮します。

各消化器の診断・治療について

診療担当表

午前 嶋﨑 谷口 相見
午後
14:00〜16:00
※予約
内視鏡外来
相見
14:00~16:00

※医師の手術、出張等でやむを得ず休診となる場合もございます。予約のない方は念のため、お問い合わせください。

診療実績

消化器内視鏡診療実績

2022年 2023年
上部消化管内視鏡 5,725 5,359
食道 ESD 11 10
EMR 1 1
ESD 53 57
EMR 8 4
十二指腸 EMR 8 9
下部消化管内視鏡 1,243 1,253
大腸 ポリペクトミー・EMR 405 628
ESD 11 20
小腸内視鏡 18
ERCP関連手技 191 188
EUS 151 151
EUS-FNA 22 24
消化管ステント 食道 2 2
胃・十二指腸 3 4
大腸 15 15

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