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腎疾患

腎疾患

概要

腎臓は体内の余分な老廃物や水分を尿として排泄する機能を持ち、血圧の調整や体内の電解質バランスの維持などにもかかわる臓器です。慢性腎疾患ではこれらの機能が障害されたり、尿所見に異常を呈したりします。腎機能が一定以上障害された状態を腎不全と呼びます。

原因・症状

糖尿病、血液疾患、膠原病、血管炎など他の全身疾患から二次的に生じる続発性腎疾患と、免疫に関連した物質の沈着などが原因になる原発性腎疾患とがあります。自覚症状がなく健診などで血尿や蛋白尿のような尿所見異常を指摘されて初めて気づかれる場合もありますが、多量の蛋白尿を呈して浮腫などを生じる場合もあります。

検査

原発性腎疾患が強く疑われる時には、診断を確定するために腎生検が行われます。必要に応じてより高次の医療機関と連携して診療することもあります。

内科 紹介

内科は全人的・総合的な観点から診療を行い、きっちりと診断・治療ができることが大切です。また、近年、分野によっては、より専門で高度な医療を提供することが求められています。当院内科では、総合診療科と分野別の専門内科が協力しつつ、これらを両立して地域医療に貢献できるように取り組んでいます。

2012年度から創設された総合診療科は、現在、内科診療において当院の入り口でもあり、柱でもあります。複数の疾患を併発されていたり、どの分野の疾患なのか等がわからない場合に、総合診療科を受診していただければ、無駄なく的確な診断・治療方針が得られることと思われます。また、地域の高齢化にともない、総合診療科と内科は地域支援医療にも積極的に取り組んでいます。

専門内科については、循環器内科と神経内科は独立しており、その他の分野の内科を専門として扱っています。消化器(内視鏡、肝臓)内科、糖尿病、血液の分野に専門医が常勤しています。

残念ながら、呼吸器内科、膠原病、甲状腺、内分泌、感染症の専門医は不在の状態です。また、専門医がいても、一人で診療を行っているところもありますので、十分な対応ができない場合もあります。今後、各分野の専門医が途切れないよう、また、不在の専門分野の診療体制を何とか構築できるように努力しているところです。

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