BKP(経皮的椎体形成術)
概要
近年の高齢者の増加に伴い、脊椎圧迫骨折の患者も増加傾向にあります。
圧迫骨折の治療法としては、変形が軽微な場合はコルセットなどを用いて保存的に治療を行い、変形が高度で疼痛が残存する可能性のある場合は手術の適応となります。
骨粗鬆症椎体骨折に対して、従来インプラントを用いて脊椎を固定する方法が主流でしたが、近年、より体への侵襲が少ない方法として、専用の医療機器と医療用のセメントを用いて圧迫骨折を治す事が可能となりました。
この方法はBKP(Balloon Kyphoplasty:バルーンカイフォプラスティ)と呼ばれる治療法で、皮膚から針を挿入し、骨折し潰れた椎体の中で風船を膨らませ、できたスペースにセメントを重鎮し固定するという方法です(下図)。
手術の流れ
上記の手術は、全身麻酔下で行うため手術時の痛みもなく、翌日より歩くことが可能です。また、入院期間は10日~2週間程度となります。
平成24年度の保険診療報酬改定によりBKP手術は「経皮的椎体形成術」として保険適用が可能な手術として認められました。当院では本手術が可能で、本格的にBKPを導入し圧迫骨折治療にあたっています。
圧迫骨折による痛みに悩んでいる患者様は当院の整形外科にご相談ください。
整形外科 紹介
- 基本方針は『早期の機能回復、早期の社会復帰、早期の生活復帰』です。そのために、自然回復を期待してひたすら待つのではなく、積極的な手術治療を方針としています。
- 整形外科領域の各分野にそれぞれの学会の認定医をチーフとして配置し、責任を持ってそれぞれの分野で最新、最善の治療を提供できる様にしています。
- 治療方針は、主治医一人のみの判断で行うのではなく、カンファレンスを通じて複数の医師で議論をして方針を決定します。特に手術に関しては部長をはじめ整形外科医師全員で討議をして方針を最終決定しています。
- 地域の開業医の先生、リハビリ病院などと連携を取り、それぞれの役割の中で総合的に医療を進める様にしています。
- 当院で対応できない難治性疾患などは、各大学病院や専門病院と連携して紹介治療しています。
- ケガを扱いますので救急患者の24時間、365日の受け入れ態勢を取っています。
整形外科
- 基本方針は『早期の機能回復、早期の社会復帰、早期の生活復帰』です。そのために、自然回復を期待してひたすら待つのではなく、積極的な手術治療を方針としています。
- 整形外科領域の各分野にそれぞれの学会の認定医をチーフとして配置し、責任を持ってそれぞれの分野で最新、最善の治療を提供できる様にしています。
- 治療方針は、主治医一人のみの判断で行うのではなく、カンファレンスを通じて複数の医師で議論をして方針を決定します。特に手術に関しては部長をはじめ整形外科医師全員で討議をして方針を最終決定しています。
- 地域の開業医の先生、リハビリ病院などと連携を取り、それぞれの役割の中で総合的に医療を進める様にしています。
- 当院で対応できない難治性疾患などは、各大学病院や専門病院と連携して紹介治療しています。
- ケガを扱いますので救急患者の24時間、365日の受け入れ態勢を取っています。
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