病理診断科・臨床検査科
診療科紹介
病理診断科は当院における組織診断、細胞診断、病理解剖を担当しています。当院の病理診断科は外来を持たず患者さんに直接お会いする事がない部門になりますが、検査・手術等で採取された標本の顕微鏡による精査は最終的な診断に至るための重要な情報手段となります。同時に臨床各科による適切な治療のためには正確かつ迅速な病理診断が不可欠とされています。さらに近年では治療薬の直接的な選択にも病理診断が深く関与しています。
当院病理診断科では病理専門医3人(常勤1名、非常勤2名)と臨床検査技師(細胞検査士4人)の体制において、正確かつ迅速な診断報告を心がけ日常業務を行っています。
診療内容
病理組織診断 | さまざまな方法で採取された臓器あるいは組織から組織標本を作成し、これを顕微鏡で観察して病気の種類や程度を判断し、病理診断報告として臨床各科へ報告しています。 |
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術中迅速診 | 手術中に採取された臓器あるいは組織の一部を、急速冷凍して組織標本を作成・検鏡診断を行い、病理医が手術室の執刀医に良悪性や病変の広がりなどに関して報告します。 |
細胞診断 | 体の粘膜(子宮頚部、気管支)、体腔液(尿、痰、胸水、腹水、胆汁、膵液、脊髄液)、穿刺吸引(乳腺、甲状腺、リンパ節、膵臓)などの細胞の状態を顕微鏡で観察する事により、細胞の良悪性やその性状を推定します。細胞診は少ない侵襲で済む検査ですので、病気のスクリーニングに適しています。 |
病理解剖 | ご遺族の承諾のもとに、病死された方の死に至る要因や治療効果について、死後の状態から検索します。 |
イベント・講演会のご案内
モーニングレクチャー
開催日 | 研修テーマ | 講師 | 資料 |
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2024年 10月10日(木) |
開催終了
ワンランク上を目指す人の病理診断活用法 |
小林 計太 |
医師紹介
診療部主任部長
小林 計太こばやし けいた
資格 |
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専門分野 |
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所属学会 |
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