ノロウイルス胃腸炎にご注意を!
~ご家庭、地域で感染を広げないために~

ノロウイルス胃腸炎とは?
手指や食品などを介して、口から体内にウイルスが入り、ヒトの腸管で増殖し、嘔吐、下痢、腹痛などをおこします。ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季であるこの時期に流行します。また、健康な方は軽症で回復しますが、子供やお年寄りなどでは重症化する危険性があるますので、注意が必要です。
ノロウイルス胃腸炎を防ぐには?
トイレの後、食事の前などには、必ず手を洗いましょう

トイレの便座やドアノブ、その他不特定多数の方々が触る環境表面には、目に見えなくてもノロウイルスが付着しているかもしれません。
トイレの後、食事前の手洗いはとても重要です。

下痢や嘔吐がある方は、食品を直接取り扱う作業はしないようにしましょう
汚染した手で食品を取り扱った場合、その食品を食べた多くの方が胃腸炎になる危険性があります。
胃腸炎患者に接する方は、下痢便・嘔吐物を適切に処理しましょう
床などに飛び散った下痢便や嘔吐物を処理するポイント

- 出来れば、使い捨てのガウンやエプロン、手袋、マスクを着用して処理を開始してください。(処理を行う人の服や手に付着した少量のウイルスが、後で口の中に入って感染する危険性があります。また、衣服が汚染した場合はこちら (※鳥取県ホームページのノロウイルスの消毒のポイント)を参照してください。
- 下痢便や嘔吐物を、使い捨てのペーパータオルなどで拭き取り、ナイロン袋に入れて密閉します。
- 下痢便や嘔吐物を除去した部分を、次亜塩素酸ナトリウムで拭いて消毒します。
※次亜塩素酸ナトリウム消毒薬の作成方法は、こちら(※鳥取県ホームページのノロウイルスの消毒のポイント)を参照してください。 - 次亜塩素酸ナトリウムによって金属部分は錆びますので、消毒後10分ほど放置した後に水拭きを行います。
- 使用したガウンや手袋、マスク等は、汚れた部分に触れないよう脱いで捨てます。
- 処理を行った後は、必ず流水と石鹸で手を洗ってください。
参照ホームページ
- 鳥取県ホームページ
ノロウイルス の消毒のポイント - 厚生労働省ホームページ
ノロウイルスに関するQ&A - 国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ
ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方々へ)