第3回市民医療講演会を開催しました

平成25年8月24日(土) 10:00~11:30  さざんか会館5階会議室

 第3回目は、小寺正人診療部長(外科医)よる「乳がんの予防と対策」、中島美由樹保健師による「乳がんを早期発見するために ~ 自己触診をしてみよう~」の2題で講演を行い、約40名の方に参加いただきました。

第3回市民医療講演会を開催しました
 小寺医師からは、乳がんの特徴や危険因子、検診の内容や重要性及び遺伝子検査について、メリット・デメリットに分けてわかりやすく説明されました。その中で、乳がんは若い時から罹患率が高いため、40歳以上の女性を対象に視触診やマンモグラフィーで検診を行うようになったが、先進国の中で日本の受診率はかなり低い現状である。また、検診だけを受けて安心するのではなく、次回の検診受診までの間に自己触診を行い、見つかるのではなく、見つける事が早期発見につながると話されました。さらには、今年5月の報道にもあった、米女優が行った予防切除や遺伝子検査について、関心のある話題についてもお話をされました。
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 また、中島保健師は、自己触診の大切さとその方法についての説明を行いました。その中で、乳がんは、“自分で見つける事ができる数少ないがんである”という事を強調し、自己触診が重要であることを説明しました。また、自己触診法のDVDを上映したのち、実際に参加者と自己触診の手技をパンフレットにもとづき、丁寧に指導しました。

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 その後、「乳がんトレーニング(自己触診)モデル」を使って、しこりがどのようなものなのかを実際に触って実感して頂きました。参加者は「へえぇ~」、「こんな感じなんだ」とかなり興味深そうに実際のしこりを触っておられました。
 講演の後には質問コーナーを設け、講演内容に関することや日頃から気になっている事などを、直接医師に尋ねていただき、皆さんが有意義な時間を過ごされていたようでした。

 この『市民医療講演会』は、当院の活動内容やタイムリーな医療情報、健康に役立つ情報を広く市民の皆さまにお知らせすることを目的として、今年度から鳥取市保健医療福祉連携課、中央保健センターとの共催により、毎月一回開催することとしました。
 次回は、9月6日(金)に開催します。皆さま是非ご参加ください。

平成25年度
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