7月6日(土)に下砂見の公民館で、地域医療座談会を開催しました。これは、当院が今年度より始めた出前講演会で、医療・福祉に関する 制度の紹介や健康に役立つ情報を提供していく活動です。今回は、『介護保険について』をテーマに、鳥取市立病院 地域医療総合支援 センターMSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー)の山口が講演を行い、下砂見地区の『下砂見会』の方々約20名の参加を頂きました。
介護サービスの申請から利用までの流れや要介護状態の区分と限度額、種類などについて、事例を交えながら丁寧な説明がありました。 その中で、介護保険申請後認定調査時の注意点や自宅改修における書類などの手続きなどについても説明がありました。 このような場合、まずケアマネージャーへ事前相談を行ってくださいとのことでした。また、認知症の種類や症状についても紹介し、早めの検査・治療 の必要性を訴えられました。参加者からは、「介護サービスの利用について少し不安が解消された。」「最近、物忘れがひどい、人の名前が 思い出せない、認知症なのかな?」などという声が聞かれました。最後に、山口より、「各病院には、MSWの方がおられますので、お困りの際は ぜひお尋ねください。」と座談会を締めくくりました。
この日はとても蒸し暑い日となり、また地区の清掃活動のあとにも関わらず疲れを見せず、講演を聞いて頂きありがとうございました。 本当にみなさんお疲れさまでした。