本検討会は、救急隊員のレベルアップと病院前診断を含めた救急医療の充実を目的に、東部広域消防局と鳥取市立病院が合同で企画をして、平成10年6月に初回開催しています。以降、着実に回数を重ねて今回44回を迎えました。
救急隊員の症例提示依頼に対して、担当医師から入院後の臨床経過及び確定診断と救急搬送過程における課題の指摘、更には隊員からの質問に医師が回答、或いは意見交換する形で会は進められ、参加隊員ににとっては多くの事例を情報共有出来て学習する場となっています。今回も3例の症例提示があり、当院看護師も含めて約80人の参加がありました。