当院おける新型コロナウィルス感染症対策の院内取り組みについて

当院における新型コロナウィルス感染症対策の取り組み状況の動画を作成しました。
※この動画は2020年6月16日にいなばぴょんぴょんネットCATVで放送された内容です。


新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言は解除されましたが、いまだに都市部では院内感染が報じられており、病院に行くのが怖いと感じておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、新型コロナウィルス以外にも私たちの健康をむしばむ病気はたくさんあります。「病院の受診を控えている間に別の病気が進行してしまった」といった事態を防ぐ為にも、皆さまが安心して病院に来ていただける環境づくりが大切だと考えています。

私たち鳥取市立病院では、「新型コロナウイルス感染症WG会議」を立ち上げ、毎週担当者会議を開きながら院内感染対策を徹底し、地域の皆さまに安心して受診していただける環境づくりを目指しています。実際、院内感染が発生した他府県の病院でも、その後の感染対策を徹底することにより安全に診療が再開できていますので、やはり院内感染対策はとても重要です。

そこで、当院で実施している感染対策をご紹介いたします。少しでも地域の皆さまの安心に繋がれば幸いです。

当院での取り組みの一例

エントランスでの検温と問診

エントランスでの検温や問診により新型コロナウィルス感染の可能性が少しでも疑われる場合は、他の患者さんと接することが無いように、自家用車や専用の待合などでの待機をお願いしています。そのうえで医師が適切に対応しています。

密対策

自覚症状のない患者さん同士もできるだけ密にならないようにしたり、職員との間にも透明の防護板を設置するなどの対策をしています。

アルコール消毒

不特定の方が触れる可能性のあるドアノブ、椅子や手すりなども毎日消毒を行っています。

入場制限

救急外来はドアを閉鎖し、インターホンで対応したり、入院患者さんへの面会については、市内の感染状況により禁止したり制限したりすることで新型コロナウィルスの感染拡大防止に努めています。

以上、当院での取り組みをご紹介いたしましたが、このような感染対策は今やほとんどの病院や診療所で実施されています。初めにも申し上げましたが、ご自分の身体を守るためにも、必要な時にはかかりつけ医や病院の受診をためらわないようにお願いします。

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