当院では、毎年夏休み期間中に鳥取県東部の高校生・予備校生を対象に、医療・看護師体験学習を行っています。
今年は医療体験を令和元年8月5日(月)~8日(木)の4日間、看護師体験を8月6日(火)~7日(水)の2日間行いました。夏休み中に医療現場の体験ができるとあって、医療体験には55名、看護師体験には56名と、大変多くの生徒にご参加いただきました。
当日は、医師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、管理栄養士、そして看護師の10職種からそれぞれ希望する職種の現場に入り、職業体験はもちろん、職場の見学や仕事内容の説明を受けたりしました。また、その職に就くための方法・知識・資格などのアドバイスをもらうなど、充実した時間となったようです。
以前から薬剤師に興味はあったので、今回でよりいっそうあこがれが強くなりました。実習で来られている大学生の方たちから大学選びや大学生活のことを教えていただきました。思っていたよりたくさんのことを体験することができてとても良い経験となりました。
私は医療技術職に興味があるので、今回は臨床検査技師の体験に参加しました。オープンキャンパスなどでも仕事内容などを学んでいたので、様々な体験ができたのはとてもいい経験になりました。今後の進路選択に役立たせたいなと思います。
実際に働く放射線技師の方々を見て、調べるだけでは分からないような仕事内容を知って、医療現場で働くということを肌で感じることができました。いろいろな検査などを見学できて楽しかったです。
今日の体験をとおして、前よりも理学療法士がどのようなことをするのかなど理解することができました。実際に自分の目で見ることによってその場でないとわからない事など感じることができ、医療体験に参加することができてよかったです。進路選択にも役立つと思いました。
大学の選択や奨学金のことなどにも親身に相談に乗って下さってとても役に立ちました。どの職種の方も、患者さんの身体の動作や技能の向上だけでなく、患者さんにとって何が一番良い事か、どこを目指せばよいかをよく考え、見極めていることが分かりました。改めて医療に携わる責務と素晴らしさを実感できる有意義な体験だったと思います。
初めての体験ができてよかったです。管理栄養士がいつもどのように働いているのかが良くわかりました。管理栄養士、栄養士を目指して頑張りたいと思いました。
体験してみてとても大変でしたが、「楽しい」とか「やってよかった」と思えることがたくさんあり、患者さんから「ありがとう」と笑顔で言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。手術室の見学の時には機材に触れたり、手術中の様子を部屋の外から見ることができて、とても貴重な体験ができました。
などの感想をいただきました。
体験お疲れ様でした。希望された職種の知識だけでなく体験をすることで、将来の進路選択に役立てていただければと思います。
医師体験(内視鏡体験)
医師体験(縫合体験)
薬剤師体験(調剤分包)
臨床検査技師体験(検査機器の説明)
診療放射線技師体験(CT-3D画像の説明)
理学療法士体験
作業療法士体験
(利き手ではない手で箸を使う訓練体験)
言語聴覚士体験(病棟見学)
看護師体験(足浴)
内視鏡の操作や、縫合の体験はこういう機会がないとできないので、良い経験になりました。今日の体験でお世話になった研修医の方から医師の仕事内容や、大学生活のことなど話をたくさん聞けて良かったです。また、実際の医療現場の雰囲気も感じられ、改めて医療職に就きたいと思いました。