外来化学療法とは?
患者さんが入院をせずに、通院で抗がん剤治療を行なうことです。通院で抗がん剤治療を行なうことにより、今までどおりの生活やお仕事をつづけながら治療に取り組むことが出来ます。
外来化学療法室には看護師と薬剤師が常駐しています。医師と連携をとり、患者さんに安心・安全な抗がん剤治療を実施できるよう心がけています。お困りのことがありましたらご相談ください。
外来での治療の流れ
外来での治療の流れ
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受付:総合受付 再来受付機
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採血:中央処置室
採血のある場合は、診察の予約時間の1時間前にご来院ください。
採血は8時30分より中央処置室で行っています。
採血結果が出るまで約1時間かかります。 -
診察:各診療外来
診察の結果、治療を受けられる方は2階/化学療法室へお越しください。
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治療:外来化学療法室
化学療法室は、8時45分より入室可能です。受付にファイルとお薬手帳を提出し、待合室でお待ちください。
治療の内容や患者さんの状態に応じて、看護師がベッドへご案内します。治療の内容により、開始までにお待ちいただくことがあります。
各ベッドにテレビが設置してあります。無料で利用できますが、イヤホンをご用意ください(イヤホンは売店で購入できます)。
トイレは化学療法室入り口の右奥にあります。治療室内・待合室で飲食可能です。ただし、においの強いものはご遠慮ください。
ご家族や付添いの方は、待合室をご自由にご利用ください。
治療室内での携帯電話の通話はご遠慮ください。 -
計算・会計
治療終了後にファイルをお渡ししますので、計算・会計に提出してください。
その際、気分のすぐれない方は休んでからお帰りください。
外来化学療法室について
外来化学療法室は、患者さんの安全確保と治療専念の場所を確保することを目的とし、担当科主治医を中心として、看護師2名、薬剤師1名の医療チームで運用を行う体制をとっています。部屋には電動ベッドが11台、リクライニングチェア1台があり、ベッドにはテレビとオーバーテーブルを設置しています。
リニアック(放射線治療器)
当院は、日本医学放射線学会の専門医並びに日本医学物理学会の医学物理士が在籍しており、幅広い症例に対して適切な放射線治療を施すことが可能であり、日々の照射においては患者さんの安全とミスのないように2名の放射線技師が専属で照射を行っています。当院は2007年よりがんの診断に有効なPET-CTが稼働しており、放射線治療計画にはCT、MRI、PET-CTなどの画像検査を組み合わせて患者さんの病気に合わせたきめ細かい治療計画を立てています。