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外来化学療法

1.外来化学療法とは?

 外来化学療法とは、患者様が入院をせずに、通院で抗がん剤治療を行うことです。副作用に対する有効な支持療法(軽減策)の確立、副作用の少ない抗がん剤の登場により、化学療法を外来で行うことが可能になりました。

*12床のベッドを配置した外来化学療法室
12床のベッドを配置した外来化学療法室

2.外来化学療法のメリットとデメリット

外来化学療法を行うことによるメリットとデメリットを示します。

メリット デメリット
通常の日常生活ができる。 日常生活を自力で続けなければならない。
仕事などの社会生活が続けられる。 家族などの援助が基本的に必要である。
趣味、娯楽などを楽しめる。 自宅で副作用対応を自力でしなければならない。
入院に伴う弊害を避けることができる。など 外来での待ち時間は避けられない。など

上記をふまえ、外来化学療法が可能となる患者様の条件として、
①化学療法の必要性を理解している 
②全身状態が良好である
③予測される有害事象(副作用)への対応が、外来および自宅で対処可能である 
 こととしています。

3.外来化学療法室の特徴

 外来化学療法室は患者様の安全確保と治療専念の場所を確保することを目的とし、担当科主治医を中心として、看護師2名、がん薬物療法認定薬剤師1名の医療チームで運用を行う体制をとっています。部屋は12床でそれぞれにテレビとオーバーテーブルがあります。ベッドは原則予約制です。テレビの使用は無料ですが、イヤホンは患者様にご準備いただきます。

4.患者さまの声

 運用開始より、静かで落ち着いて治療を受けることができる、風邪をひいている方が部屋にいないから安心、スタッフが話しを聞いてくれてうれしい、とのご感想をいただいています。

 がん治療におきましては、医療技術も進み、長期入院が必要な治療法ばかりではなくなってきました。がん治療と日々の生活を両立させることができるようになっ てきています。スタッフ一同安全で安心な外来化学療法を患者様に提供するため日々奮闘しています。日常生活の中に外来がん治療を位置づけることで、患者様 の選択肢を広げ、満足度の高い医療を実現したいと考えています。

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