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地域医療総合支援センター

地域医療総合支援センター

センター紹介

2009年に地域医療総合支援センターが設置されてから10年以上が経ちました。
設立当初の目的は退院後も安心して生活していただけるように支援することでした。その後、時代の変遷もあり、現在は、患者サポートセンター、在宅支援センター、がん相談支援センターの3つの部門を設けて、入院前からの基本情報を事前に把握し、入院前、入院中、退院後まで切れ目なく安心して過ごしていただける支援ができるように努めています。また、患者さんだけでなく、家族や他の医療機関、介護施設、行政機関などと緊密な連携を心がけています。
超高齢社会に伴い家族構成が変化し、独居高齢者や高齢者二人世帯の増加、認知症やがんなど複数の疾患を持ち判断能力が低下した人々が増え、医療の側面だけではなく、介護や福祉の問題を抱え、複雑化した課題に対応しなければならないことが多くなりました。これらの問題は、一つの医療機関だけでは、解決できないことも多く、鳥取県東部圏域の中で複数の医療機関、介護施設、行政機関が密に連携し、さらには地域住民の皆様のご協力も得ながら、対応していく必要があります。
鳥取市立病院地域医療総合支援センターは、他の関係機関とのさらなる連携を強化し、住民の皆様のご理解、ご協力を得ながら、これからも「治す医療」と「支える医療介護」を推し進めてまいります。

地域医療総合支援センター長

業務について

地域医療の推進と相談体制の充実を図る目的で「地域医療総合支援センター」の機能を強化しました。総合診療科医師、歯科医師、医療ソーシャルワーカー、看護師、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師などの専門スタッフと事務職員が協力し様々な相談に対応します。お気軽にお立ち寄りください。
今日の医療は「地域包括ケアシステム」という地域全体での連携や、機能分担することによって患者さん・ご家族を支える「地域完結型」に移行しています。当院ではこの地域包括ケアシステムの更なる充実をはかるため患者サポートセンターを設置し、地域の医療・介護の関係機関と連携をすることで患者さん・ご家族が安心して入院・治療・退院・地域での療養・社会復帰が出来るようトータル的に支援しています。

患者サポートセンター

患者さん・ご家族が安心して療養して頂けますよう、入院前のオリエンテーション、治療の相談、他の医療機関との転院調整、介護施設への入所手続き、在宅での医療・介護サービスに関する情報提供など、入院前から退院後まで病院と地域とを繋ぐことで切れ目のない医療提供を行っています。 また、地域医療支援病院に指定されており、地域の医療機関との連携強化や医療相談業務の充実も図っています。

入院案内

入院前支援担当看護師が、入院の予定が決まった患者さん・ご家族に対して安心して入院生活が送れるように「入院案内」や「手術・検査のオリエンテーション」「手術・検査前の中止薬の確認と説明」などを行っています。入院に関する不安や悩みがあれば、病院内の医療ソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士・各認定看護師など専門スタッフへ繋げ、患者さん・ご家族がより安心して入院生活が送れるよう入院前よりサポートしています。

退院支援

医療ソーシャルワーカー・退院調整看護師が、患者さん・ご家族のご希望の退院先を確認すると共に、退院を困難にしている問題があればそれを明確にします。
そして病院内の関係者や地域のケアマネージャー、介護・福祉サービス、医療機関と連携を取り、問題解決に向けた支援を行っています。患者さん・ご家族のご意向に沿って介護・福祉サービス調整などの在宅退院調整、他の医療機関への転院調整・介護施設への入所手続きを行っています。

地域連携

地域の医療機関との連携がスムーズに行えるよう、かかりつけ医等からの外来受診・検査の予約やオープンシステムによる開放型病床の利用及び地域包括ケア病棟への入院受付を行っています。
また、医療機器の共同利用の予約、地域連携パスの運用支援も行っています。

在宅支援センター

病院での治療は退院がゴールですが、患者さん・ご家族にとっては在宅療養のスタートです。当院では在宅療養される方が、住み慣れた地域で安心して生活ができ、生活の質を維持・向上できるように、ケアマネージャーや地域の医療機関等と連携して支援できるように訪問看護・訪問リハビリ・訪問歯科を行っています。

訪問看護

看護師が生活の場へ訪問し、病気や障がいを持った方たちが住み慣れた地域や自宅で療養生活を送れるように看護ケアを提供します。

訪問リハビリ

リハビリスタッフが生活の場へ訪問し、在宅生活が安心して過ごせるように継続してリハビリを行います。 理学療法士・作業療法士によるリハビリでは、手足の動きや日常生活に必要な動作能力など個々の症状に対して必要な訓練の選択・実施をします。それと合わせて家族さまへの自主練習・介助方法の指導を行います。

訪問歯科

歯科医師・歯科衛生士が生活の場へ訪問し、口腔衛生状態の維持と飲み込みに対する訓練に適した食事支援を行い、肺炎の予防や体力の維持・向上に努めます。

イベント・講演会のご案内

イベント・講演会

開催日 研修テーマ 講師 資料 動画
2022年
03月15日(火)
開催終了

入院前から退院後まで安心して過ごすために~独居・高齢者・認知症・身寄りがない方(親族が遠方等)が入院となったら~

地域医療総合支援センター長 足立 誠司 / 鳥取中央地域包括支援センター所長 武田 恵子 / 同主幹 玉川 陽子 / 長寿社会課地域包括ケア推進係長 増田 和人 / 患者サポートセンター副センター長 北村 明美 / 同主任 長谷川 沙織
2019年
12月14日(土)
開催終了

地域医療構想・機能分化とは?

地域医療総合支援センター長 足立 誠司
2019年
06月29日(土)
開催終了

お口の健康を維持するために必要なこと

歯科衛生士 加藤 真由美

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