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大腸がん

■大腸がん治療
○1994年から2008年6月まで、大腸がん肝転移47例に対して、肝切除術を行っています。切除例の肝転移個数は、1個24例、2-4個14例、5個以上9例です。同時性の肝転移で、原発巣との同時切除を行った症例は11例(23.4%)です。
 大腸がん研究会のGrade分類では、Grade A 26例、Grade B 12例、Grade C 9例。全症例の1年生存率は88.6%、3年生存率は51.6%、5年生存率は47.9%(図3-1)。Grade別の5年生存率は、Grade A 50.8%, Grade B 72.9%, Grade C 0%(図3-2)でした。Grade AよりGrade Bのほうが、予後が良好ですが、これはGrade Bの症例数が少なく、観察期間が短いことを反映していると考えられます。
 当院のデータからも、肝転移があっても根治が望めるため、積極的に肝切除を行っています。現在、転移個数やgrade分類での制限は設定せず、肝予備能が許す限り切除を行っています。また、切除率の向上を図るため、エタノールによる門脈塞栓術も取り入れています。
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